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用心棒

ようじんぼう 


[用心棒]
昔は家屋に鍵がなかったため、用心のために閉めた戸に内側から押さえておく棒をかました。それを用心棒といった。また、万一のときに身を守るために、手もとに用意しておく棒もいう。転じて、護衛のために身辺につけておく腕の立つ浪人などを指して使われるようになった。ちなみに、門の扉が開かないようにする横木をいう「閂(かんぬき)」は、「かん(貫)のき(木)」が音変化したとされる。