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厄介

やっかい 


[厄介]
「ヤカイ(家居)」の意で、もとは家屋の所在から出た語で、「同居人(居候)」を表すようになり、「面倒をみること」「世話になること」の意に派生し、公文で「厄介」と当てたことから、次第に良くない意味合いで「めんどうなこと」「手数がかかってわずらわしいこと」の意味で用いられるようになったか。他には「ヤカカヒ(家抱)」の約転とする説、厄難会集の略「ヤククワイ(厄会)」の訛りとする説などがある。なお、他人に迷惑をかける人、世話のやける人を「厄介者」という。