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目処

めど


[目処]
目標、目当て、物事の見通しのこと。「蓍（めど）」と同系で、「蓍」は「めどき」とも読み、「蓍萩（めどはぎ）」の茎で作った易に用いる細い棒（筮竹（ぜいちく））のこと。易が将来を示すところから、目あて・目的の意が生じたとする説がある。他には、目指すところの意からとする説などがある。なお、「目処が付く」と類句の「目鼻が付く（めはながつく）」は、人形を制作する際、目や鼻を入れる段階になると完成が近いことから生じたとされる。