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無尽蔵

むじんぞう 


[無尽蔵]
仏教語で、「仏の無限の功徳」を「尽きること無い財宝を納める蔵」にたとえたもの。やがて、お布施等で集められた財産を広く庶民に貸出す金融機関を「無尽蔵」と呼ぶことになり、そこから、いくら取ってもなくならないという意味で一般化した。また、困った人に必要な物や金を貸すことを「融通(ゆうずう)」というが、これも仏教語で、別々のものがとけあって一体となることをいう。ちなみに、一と六の和の「七(しち)」が、同音の「質」に通じるところから、質屋のことを「一六銀行(いちろくぎんこう)」という。