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本命

ほんめい


[本命]
平安時代の呪術である陰陽道でいう「本命(ほんみょう)」とは、自分の生まれた干支に当たる。それをもとに運勢を占うことから最も重要なものとされた。そこから「本命」は、「当たる馬」の意で競馬の予想で使われるようになり、さらに転じて、最有力と目される人物をいうようになったとする説がある。ちなみに、奇妙なさまをいう「けったい」は、易の占いの結果を意味する「ケタイ(卦体)」が変化したとする説がある。