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庖丁

ほうちょう


[庖丁]
「包丁」は「庖丁」の書き換え字。中国の戦国時代の料理人の名「庖丁(ホウテイ)」から、転じて、料理人一般を意味するようになった。日本では「ほうちょう」と読み、料理人が使用した薄刃の刃物を「庖丁刀(ほうちょうがたな)」といい、のちに刀がとれて「庖丁」と呼ぶようになった。なお、「庖」は台所・料理、「丁」は下男の意がある。ちなみに、「出刃(でば)包丁」は、右片側から外へ向かって刃を使用する刀の意から生じたもの。