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風呂吹き大根

ふろふきだいこん


[風呂吹き大根]
輪切りにした大根を柔らかくゆで、垂れ味噌などをつけて食べる料理。「風呂吹き」(蒸し風呂で垢を落とす役目の人)が体に息を吹きながらこするさまが、熱い大根に息を吹きかけながら食べるさまに似ていたからとする説、また、風呂を焚きつけるときに息を吹き込むさまにたとえたとする説がある。他には、漆器職人が冬に漆を乾きやすくするため、大根のゆで汁を「室(むろ)」(風呂)に吹き込んだことから、そのゆで汁をとった残りの大根を「風呂吹き大根」と呼んだとする説がある。