修正依頼



笛吹けども踊らず

ふえふけどもおどらず


[笛吹けども踊らず]
新約聖書「マタイ伝」11章にある表現から出た語。「笛吹けども踊らず、弔いの歌を歌えども悲しまず」から。転じて、様々に手立てを整えて働きかけても、人がそれに応じて動き出さないことのたとえとして用いられるようになった。ちなみに、階段の途中に、やや広く場所をとった平らな所を「踊り場(おどりば)」というが、一説にこれは、鹿鳴館の階段で舞踏会用のドレスを着た女性がそこで方向転換すると、スカートの裾がひるがえり、踊りを踊っているようだったことからという。