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火の中水の中

ひのなかみずのなか


[火の中水の中]
万葉集の中で、安倍女郎が「我が背子は物な思ひそ事しあらば火にも水にも我無けなくに」と詠んでいる、古くから苦難の予想される境遇をたとえた表現として用いられていた。平家物語には「火の中水の底」と見える。