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彼岸

ひがん


[彼岸]
年に二回、春分の日と秋分の日をそれぞれ中日とする七日間の称。梵語の「paramita(パーラミター)」(波羅密多)を漢訳した「到彼岸」の略。仏語からで、河・海を煩悩にたとえ、生きているこの世の此岸(しがん)に対して、その向こう岸(パーラム)のこと、また悟りの境地をいう。なお、彼岸会(ひがんえ)は10世紀はじめごろから行なわれたとされる日本独自の行事である。