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はなむけ


[餞]
「贐」とも書く。「馬の鼻向け(うまのはなむけ)」の略で、旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品や詩歌などを贈ることをいう。平安時代、旅立つ人の道中の無事を願って、旅立つ方に「馬の鼻を向けた」風習によって生まれた言葉とする説がある。他には、「ハナ(鼻)モウケ(設)」の義で、「ハナ」は「始」で駅首をいうとする説などがある。