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派手

はで 


[派手]
服装や性格などが華美で人目を引くこと。態度・行動などが大げさなことをいう。三味線用語で、従来の演奏(本手)を破った新様式の曲風を「破手(はで。端手)」といい、賑やかでくずした弾き方であった。そこから、一般で容姿や気質・態度・行動について使われるようになったとする説がある。ただし、現在は浮ついた華やかさの意味が強調されている。他には、「ハエ(映)」の転とする説、「ハナテ(花手)」の略とする説などがある。なお、派手なことを「伊達(だて)」とも言うが、伊達政宗が派手な格好をしたことからとする説、人目に「立つ」が変化したとする説がある。