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にべもない

にべもない


[にべもない]
「にべ」はもともとは海水魚の名前、その浮袋は強い粘り気があり「にべにかわ」と呼ばれ、接着剤の原料となった。そこから、粘着力がないことを「にべもない」というようになり、やがて味も素っ気もないという意味が生まれ、愛想がない・取り付く島もないという意味で使われるようになった。「にべ」は、漢字では「鰾膠」と書き、「鰾(ふえ)」は魚の浮袋のことで、それで作る「膠(にかわ)」を意味する。