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鳴り物入り

なりものいり


[鳴り物入り]
「鳴り物」とは、歌舞伎で三味線を除いた鉦・太鼓・笛など、助奏に用いられる楽器の総称で、鳴り物を入れて拍子をとり、賑やかな舞台を演出することから、転じて、派手にはやしたてること、さらに、大袈裟に宣伝することを意味するようになった。なお、鳴り物入りで賑やかに騒ぐ酒宴を「どんちゃん騒ぎ」という、これは戦陣で鉦や太鼓を打ち鳴らす音(どんちゃん)が、けたたましいことから生じた語。