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なしのつぶて

なしのつぶて


[なしのつぶて]
漢字で「梨の礫」と書く。「梨」は「無し」に掛けたもの、「礫」は「小石」の意。昔の戦において、いくら投石による攻撃をしても相手が抗戦してこない、そんな状態に拍子抜けしたところから、転じて、便りをやったのに返事のないことをいうようになった。他に、夜中に恋人の家に忍び込む時、部屋の窓に小石をぶつけることを合図としたが、それに返事がないことを「なしのつぶて」と呼んだという説もある。