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どら息子

どらむすこ 


[どら息子]
怠け者で、金を浪費して遊び呆けている息子をいう。現在は主に名詞の上に付いて接頭語的に用いる「どら」は、「怠惰」の意の「ダラ・ドロ」の転とする説があり(「放蕩」を意味する「ノラ」の強調語ともいう)、「どら息子」は、怠惰な息子の意とする説、または道楽(どうらく)息子が詰まったとする説がある。他にも、打楽器の「銅鑼(どら)」からきたとする説など諸説あり、はっきりしない。なお、「息子」は、「むす」は「生じる」「発生する」の「ムス(生・産)」、「こ」は「子」の義とする説がある。ちなみに、形が打楽器の「銅鑼(どら)」に似ていることから付いた食べ物の名が「銅鑼焼き(どらやき)」。