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戸惑い

とまどい


[戸惑い]
「ト(戸)マドイ(惑)」からで、もとは「夜中に寝ぼけて自分のいる位置が分からない状態」を指し、開けるべき出入り口や進む方向などが分からなくことから、転じて、手段や方法が分からず迷うことも意味する言葉となった。ちなみに、道や場所を知らない人をそこに導くこと、取り次ぐことを「案内(あんない、あない)」というが、漢語本来の意味は「事件の内に」で、もともと日本では文書や文案の内容のことを指した。ちなみに道案内のことを「導・知辺(しるべ)」ともいうが、これは「知る方(へ)」の意から、もとは知識などを得るための方法、手引きをいう。