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土左衛門

どざえもん 


[土左衛門]
享保年間に実存した成瀬川土左衛門という力士の名前から採った言葉で、水ぶくれした溺死人が、色白で大変な肥満体であったこの力士のように見えたことから、水死体のことを「土左衛門」と呼ぶようになった。他には、肥満な人の蔑称である「ドブツ」を擬人化したとする説もある。なお、太って腹の突き出た力士の体形を「鮟鱇型(あんこがた)」というが、これは、古くは「あんご」と濁って呼ばれた魚の鮟鱇(あんこう)に見立てていったもの。