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独壇場

どくだんじょう


[独壇場]
その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面を「独擅場（どくせんじょう）」といったが、ほしいままにする意の「擅（せん）」を「壇（だん）」と書き誤って、「ひとり舞台」の意にひかれて「独壇場(どくだんじょう)」と慣用されるようになった。「独り舞台」は、舞台でただ一人の役者が演じることの意から、一人が目立った活躍をすること。また、一人思うままに振る舞うことの意で用いられるようになった語。なお、相手がないのに自分だけで気負い込むことは「一人相撲」、これは神事で精霊を相手に相撲を取る様子から生じた語。