修正依頼



司る

つかさどる


[司る]
「掌る」とも書く。「つかさどる」は「官(つかさ)を取る」の意。「つかさ」は「ツカサ(高処)」の転義とする説があり、高い位置から人に命令をする役所やその職務を指す。転じて、職務・任務として取り扱う。役目としてそのことに当たることを「つかさどる」というようになった。ちなみに、昔、文書の事務を司った勾当内侍を「女の史(ふひと)」といい、それを音読したものが、社会的地位や名声のある女性に敬意を込めていう語の「女史(じょし)」。