修正依頼



高飛車

たかびしゃ 


[高飛車]
将棋用語から出た語で、守り重視の「居飛車」(いびしゃ)に対して、中央に進出して非常に攻撃的な構えを敷くことを「高飛車」という、または「浮き飛車」という。そこから、相手に対して高圧的・威圧的な態度をとるという意で用いられるようになった。ちなみに、偉そうに、人を無視した態度をとることを「横柄(おうへい)」というが、これは、押しの強い、我意を通そうとする性格の意の「おしから(押柄)」を音読したもの。また、お高くとまった様子を「つんとする」というが、これは、擬態語の「ツンツン」などの「ツン」、副詞形をつくる助詞「ト」、「為(ス)ル」からなる語とされる。