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算盤

そろばん 


[算盤]
当て字で「十露盤」とも書く。中国より伝来した計算器具で、「算(漢音・サン。唐音・ソン)盤」は数を数える盤の意で、唐音の「ソンバン(ソワンバン)」が「ソロバン」になったとする説がある。他に、「ソロ」は珠の鳴る音からとする説もある。なお、算盤で、珠を全部払って前にした計算をこわして次の計算のできる状態にするときに、数を読み上げる人が「御破算で願いましては・・・」ということから、転じて、今までの行きがかりを一切捨てて、白紙の状態に戻すことも「御破算」というようになった。