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四六時中

しろくじちゅう


[四六時中]
一日中のこと。昔の時間は1日を12刻に分けていたことから、2×6=12の意で「二六時(にろくじ)中」といった。それが今は24時制、つまり4×6=24の意に直していったもの。なお、中世の芸道、文芸論の用語から転じて、物事の初め・中ごろ・終わりの三段階のことをいう「初中後(しょっちゅご)」を略したとする説があるのが、いつも、常に、を意味する「しょっちゅう」。ちなみに、「時計」は、もとは「土圭(どけい)」と書き、「土圭」は昔、中国で方角・日影を測る磁針を称した語。日本では日時計の意で「土圭」が用いられ、江戸時代に和語の「ときはかり」の漢字表記「時計」を当てたとされる。