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白を切る

しらをきる


[白を切る]
わざと知らないふりをすること、しらばっくれることをいう。「白(しら)」は当て字で「知らぬ」の「しら」とする説、ありのままである意・純粋である意を表す「しら」とする説がある。なお、「白白しい(しらじらしい)」という語は、「シロ(白)ア(顕)」の約「シラ」を重ねたとする説があり、本来は白く見える状態やあきらかなさまをいったものという。一方、知ったかぶりのことを「酢豆腐(すどうふ)」というが、これは落語から出た語で、知ったかぶりの若旦那が、腐って酸っぱくなった豆腐を食べさせられ、酢豆腐だと言い張る話から生じたもの。