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しおり 


[栞]
書物の間に挟んで目印とするものをいう。もとは「枝折(しお)り」で、古代の人々が山道を行くとき、木の枝などを折って帰りの道しるべにしたことに由来する。ちなみに、道筋に沿って目指す方向へ進む、あれこれ物事を考て行き悩む意の「辿る(たどる)」の語幹を重ねて形容詞化したものが、危なっかしい、おぼつかないことをいう「たどたどしい」で、「たじろぐ」なども同根語とされる。