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刺身

さしみ


[刺身]
新鮮な魚介類を、生のまま薄く切り、醤油をつけて食べる料理。「切る」という言葉を忌み、「刺す」と言い換えたとする説、魚の種類が分かるように、その魚の尾鰭を切り身に刺して盛り付けたことによる説などがある。ちなみに、物事が最後になって勢いの盛んになることを「掉尾(とうび)」というが、この「尾」は魚の尾鰭を表わし、魚が死の直前に勢いよく尾を振ることから生じた語とされる。なお、刺身を「御作り(おつくり)」ともいうが、これは「お作り物(つくりもの)」の下略に「お」をつけた女房詞。