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けちが付く

けちがつく


[けちが付く]
「けち」は、怪しい出来事・不吉な出来事を意味する「怪事(けじ)」が訛ったとされる。それが「そしる」「不愉快」の意味合いで用いられるようになり、縁起の悪いことが起こる、良くないことが起こって物事がうまくいかなくなることを「けちがつく」というようになった。ちなみに、劣っている、最低である意の「ちんけ」は、「けち」の倒語「ちけ」が変化した語とする説がある。他には、サイコロ賭博で「ちん」が一を意味するところからともいう。なお、失敗して面目を失うことを「ミソをつける」という。