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蓋し

けだし


[蓋し]
「もしかすると」「ひょっとして」「おそらく」「確かに」の意で使われる語。漢文脈で、文のはじめにあって「思うに」の意を示す「蓋」の字を訓むときに用いたもの。「ケダシ」の語源は未詳。なお、万葉集の「けだし」は、漢文脈の「蓋」とは必ずしも同義ではなく、推量・仮定の意味を表すとされる。