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軍配が上がる

ぐんばいがあがる


[軍配が上がる]
「軍配」は軍配団扇の略で、もとは武将が用いた指揮用の道具のこと。のちに相撲の行司が取り組みを裁くのに用いたもので、勝ち力士の方向に軍配を上げることから、転じて、勝敗・善悪などの勝敗が決まることをいう。なお、戦場で大将が士卒を指揮するために振った道具を「采配」という、これを振って軍勢を動かしたことから、指図をする、指揮することを「采配を振る」という。ちなみに、味方の軍勢を集めることを「勢揃え」といい、転じて、人々がある目的で一か所に集まることを「勢揃い」という。