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雁字搦め

がんじがらめ


[雁字搦め]
「ガンジガラミ」「ガンジマキ」ともいう。紐や縄を縦横に幾重にも巻きつけること、転じて、束縛が多くて行動の自由や自主性が奪われること自由な行動が取れないことをいう。「がんじ」は、雁が編隊飛行する形を文字に見たてた語・「雁字」からで、雁字形に搦(から)めるところからとする説がある。または、「雁字」は当て字か。一説に「岩丈がらみ」や「強盛(がんじょう)がらみ」が変化したとも(不詳)。なお、空を飛ぶ雁の列のようなぎざぎざの形を「雁木(がんぎ)」という。