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閑古鳥が鳴く

かんこどりがなく


[閑古鳥が鳴く]
「閑古鳥」とは、カッコウの異称。昔からカッコウの鳴き声は、人里離れた山の情景を思わせ、寂しいものとされたことから、人の訪れがなく、ひっそりと静まり返っているさま、とくに商売がはやらないさまを「閑古鳥が鳴く」というようになった。ちなみに、長い間何の活躍もしないでいることを「鳴かず飛ばず(なかずとばず)」というが、これは、楚の荘王の故事に由来し、本来は将来の大業に備えて、機会をじっと待っているさまをいう。