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おつむ

おつむ


[おつむ]
古くは、丸くて小さいものを「つぶり(粒)」と呼び、「頭」とくに「子供の頭」のことをいった。この「つぶり」が「つむり」に変化して、女性言葉の「お・つむり」となり、その略が一般に広がったとされる。なお、「つぶらな瞳」「礫(つぶて)」「飯粒」などが、この「粒(つぶ)」と同根語とされる。また、くびから上の部分を「こうべ(首・頭)」といい、頭(あたま)はこうべの一部を指す。これは、「髪辺(かみへ)」が変化した説、「上辺(かうべ)」が変化した説などがある。