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落度

おちど


[落度]
手落ち、あやまち、過失の意。「おつど(越度)」が音変化したもので、障害を越えて渡る意から、律令制下、関所破りのことを指した。度(法)を越える意で江戸時代には法律用語として使われ、さらに、一般にあやまちの意に変化していき、「手落ち」などからの類推か、明治以降に「落度」の表記が主になったとされる。