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おじゃん

おじゃん


[おじゃん]
物事が中途でだめになること、計画が不成功に終わることをいう。江戸時代に、火事が鎮火した際に半鐘(はんしょう)を「ジャン、ジャン」と鳴らした音に由来し、「物事の終わり」の意味合いで用いられ、今の用法になったとする説がある。他には、物事が途中で駄目になる意の「じゃみる」の「じゃみ」に接頭語「お」を付した「おじゃみ」が転じたとする説もある。なお、物事が中途でだめになり、あとが続かなくなることを「腰砕け(こしくだけ)」というが、これは相撲から出た語で、取組の最中に相手が技を掛けていないのに、腰の力が抜け、自ら倒れてしまうをいう。