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おくびにも出さない

おくびにもださない


[おくびにも出さない]
物事を深く隠して、決して口に出さず、それらしい素振りも見せないことをいう。「おくび」とは｢ゲップ｣の古い言い方。｢おくびにも出さない｣は、絶対に秘密にしておくさまをいう慣用的言い方として、18世紀後半頃からとして用いられた江戸語。「おくび」の語源は、「オキ（息）ブキ（吹）」の略転とする説、「ヲ（小）アクビ（欠）」の義とする説、「オク（奥）イキ（息）」の義とする説などがある。なお、「欠伸（あくび）」の語源を「おくび」と結びつける説がある。