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奥方

おくがた 


[奥方]
貴人の妻の敬称。上流階級の夫人に用いる語。平安時代の女房詞で、貴族の正妻は寝殿の奥の方にある「奥御殿(北の方)」で生活したことから生じた語。なお、「おかあさん」は、「北の方さま」を簡略化した「お方さま」が変化して「おかかさま」「おっかさん」「おっかあ」と呼ぶようになったとする説があり、明治になり一般化した語。