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大立者

おおだてもの 


[大立者]
元来は歌舞伎用語で、座頭や立女形など、一座の中心役者を「立者(たてもの)」といい、それに「最高位」を意味する「大」が付いた言葉。転じて、その社会で、大きな権力を握り、最も力のある人物のことをいうようになった。なお、一国を支える重職、集団の長となる人を「棟梁(とうりょう)」というが、これは棟(むね)と梁(はり)が建物を支える重要な部分であるところから生じた語。