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大袈裟

おおげさ


[大袈裟]
物事を実質以上に誇張するさまをいう。臨済宗の開祖栄西が禅を広げるために大きな袈裟(けさ)を着て町を歩いた。その際の説話が大仰に聞こえたことから、禅を非難する意味合いで「おおげさ」といったとする説がある。なお、「袈裟」は、梵語の「kasaya」の音写とされる。濁色の意で、青・黄・赤・白・黒の正色を避けた布を用いたところから。