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おあいそ

おあいそ


[おあいそ]
漢字は「お愛想」と書く。縁を切ることを「愛想尽かし」といい、もともとは客ではなく店の側が、勘定書を渡す時に失礼な表現になるのを控えて、「誠に愛想尽かしな話ですが・・・」という意味で使った言葉。やがて、勘定そのものを指すようになった。ちなみに、勘定書き、後でまとめて代金を払うことを「つけ」というが、これは店の帳簿につけることで、動詞「つける」の連用形「つけ」が名詞化したもの。また、あとから請求書がまわってきて支払いをさせられる意から、無理を通したことや悪いことの報いが、後になって巡ってくることを「付けが回る」という。