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うたた寝

うたたね 


[うたた寝]
漢字で「転寝」と書く。眠るつもりもないまま、うとうとと一時的に眠ること。仮寝。「ウタタ」は、きちんと一定の場所や心などが定まらないことの意の「ウタ」を重ねた「ウタウタ」が変化したとする説、「夢かうつつか」などの形で用いられる「ウツツ(現)」の意とする説などがあるが、語源ははっきりしていない。なお、浅い眠りにひきこまれる、心がぼんやりしているさまの意の「うつらうつら」は、「ウツ(空)」に接尾語「ラ」の付いた「ウツラ」を重ねた語とする説がある。ちなみに、船を漕ぐ動作のように座ったまま身体を揺らして居眠りするようすを「船を漕ぐ」、熟睡していて何も知らないことを「白川夜船(しらかわよふね)」という。