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浮足立つ

うきあしだつ


[浮足立つ]
相場の状況が乱れていることを「浮足」といい、その不安定な状態にたとえて、足が地に着かず、不安や恐れで落ち着きを失うことを「浮足立つ」というようになった。なお、行動・性格がだらしのないことを「ずぼら」というが、これは大阪の堂島で、ずるずる下がる米相場を「ズボラ」といったことから出たとする説がある。また、相場でもとの値に戻ってしまうことを「いってこい」という、これは、歌舞伎用語で舞台面がまわって再びもとの場面となる意から、転じてもとどうりになる意が生じたもの。また、上がり続けていた相場が、それより上がらなくなる意から、転じた語が「頭打ち」。