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印税

いんぜい


[印税]
もともとは「印紙税」の略語で、のちに英語の「royalty」の訳語として用いられた言葉。昔は、著者が一冊一冊に自分の姓を押印した「検印紙」を奥付部分に貼り、その検印の数に応じて出版社が著者にお金を支払った。この支払方法が収入印紙税に似ていたことに由来する。ちなみに、書物を出版することを「上梓(しょうし)」ともいうが、これは版木に梓(アズサ)の木を用いたところから生じたもの。