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いろは

いろは


[いろは]
平仮名四十七文字を一字も重ならないように作った「いろは歌」(色はにほへど・・・浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず)の最初の三文字のこと。習字の最初にこの「いろは」を習うことから、物事の初歩、基本を意味するようになったとする説がある。真っ先の意の「いの一番」の「い」は、この「いろは」の順の一番目の文字のこと。なお、いろは歌のようなものには「天地の詞」「たいにの歌」などがある。ちなみに、「そもそも(抑抑)」は、漢文で、改めて説き起こすときに用いる接続詞「抑」を訓読みした語で、「そもそも」が文頭に置かれるところから、副詞的にも用いて、最初、発端の意が生じた語。