修正依頼



鼬ごっこ

いたちごっこ


[鼬ごっこ]
「ごっこ」は「事」を意味する幼児語で、もともとは、二人が「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら、互いに相手の手の甲をつねって自分の手をその上に重ねていく子供の遊びのことで、その遊びは交互に繰り返すだけで終わりがないところから、互いに同じようなことを繰り返すだけで、決着がつかないことも意味するようになった。なお、同じようなことが何度も繰り返されるばかりで、少しも進展しないことを「堂々巡り(どうどうめぐり)」というが、これは本来、僧侶や信徒が、祈願のために仏堂などのまわりを巡ることをいう。また、一つの物事をある限られた範囲内で、順繰りに送り回すことを「盥回し(たらいまわし)」というが、これは、仰向けに寝て足でたらいを回す曲芸から出た語。