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あんぽんたん

あんぽんたん


[あんぽんたん]
漢字で「安本丹」と書く。間が抜けていて愚かなことをいう。18世紀後半からあらわれた俗語。上方語の「阿呆(あほう)」から生じた「アホタラ(アホダラ)」を「反魂丹(はんごんたん)」「万金舟(まんきんたん)」という薬の名になぞらえた語とする説、「あほう」を人名化した「あほう太郎」が変化したとする説ほか、諸説ある。なお、魚のカサゴのことを「あんぽんたん」というが、これはこの魚が非常にまずかったことから生じたとされる。