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足元を見る

あしもとをみる 


[足元を見る]
駕籠屋が、旅人の足元を見て疲れ具合を判断して、疲れきった旅人には駕籠代を吹っ掛けたことから、相手の弱みに付け込むことを「足元を見る」というようになった。ちなみに、江戸時代、荷物の運搬や駕籠かきなどを仕事をしながら、相手が弱そうな旅人と見ると、ゆすりを働いたりした者を「雲助(くもすけ)」というが、これは住所不定で、まるで浮雲のようであったところから、それを人名のように表わした語とされる。他には、客を取ろうと蜘蛛のように巣を張っているところからとする説もある。