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挙句の果て

あげくのはて


[挙句の果て]
「揚句」とも書く。連歌、連句の最後の七・七を「挙句」という。つまり、終わり、結果、末(すえ)のこと。それを強めた言い方として「果て」を付け、最後の最後には、とどのつまりの意の「挙句の果て」となる。なお、物事の結末、終わりの意の「結局」は、「局」は碁盤や将棋盤のことで、転じて一勝負のこと、つまり一勝負を打ち終える(結=締めくくる)意から派生した語。ちなみに、次の言葉をいう「二の句」は、もとは雅楽で、朗詠の詩句を三段に分けて歌うときの第二段の詩句のことで、二の句は独唱から高音で歌うので、合唱に移ると息が切れ、二の句を続けるのは困難であることから、転じて、次に言う言葉が出てこないことを「二の句が継げない」という。