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挨拶

あいさつ 


[挨拶]
「挨」は「押す」、「拶」は「迫る」の意。禅宗で、門下の僧に押し問答して、悟りの深浅を試すことをいう「一挨一拶(いちあいいつさつ)」から出た言葉。ちなみに、「禅問答(ぜんもんどう)」は、禅僧が悟りを開くために行う問答のことで、一般の人には何を言っているのか理解できないところから、転じて、真意がとらえにくい、かみ合わない問答・会話をいう。また、挨拶として軽くお辞儀することをいう「会釈(えしゃく)」は、もとは仏教用語で、「和会(わえ)通釈」(一見矛盾と思われる内容を、前後照合して矛盾しない真実を見つけ、納得できる解釈を示すこと)の略で、そこから、心遣い、思いやり、さらには、挨拶、儀礼的口上の意に派生したもの。