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与那国

よなぐにちょう【沖縄県】


[与那国]
八重山諸島西端に位置する与那国島の一島一村、日本最西端の地。トゥグル浜遺跡がある町。1522年までは伝説の女王サンアイ・イソバの統治下で、独立国か。「おもろそうし」には「いにやくに」と見え、古くは「由那姑尼」(ユナクニ)、近世に入り「与那国」と表記。方言では「ドゥナン」と呼び、島以外では「ユノーン」と呼ぶ。「与那(ヨナ。ユナの転)」は、穀物神の鎮座地で「米(ヨネ)」の産地とする説、ユウナ(オオハマボウ)の木からとする説などがある。カジキ釣り・海底遺跡やダイビングの名所として有名。与那国馬の飼育地。