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亘理城(宮城県)

わたりじょう【城】


[亘理城(宮城県)]
伊達氏の元和の一国一城令後の21要害の一つである。別名は亘理要害と称した。丘陵の先端に築かれて、本丸、二の丸を階段状に配し、周囲を水堀と土塁で囲み、西側には大沼があった。居館は本丸に置かれたが、他の建物の状況は分かっていない。大手門には内枡形、北裏門は外枡形を備え、二の丸の東側には櫓台状の突出部を設けた。現在は、本丸が亘理神社、二の丸がスーパーの敷地となり、周囲の水堀や大沼は埋め立てられて公民館や体育館の敷地となっている。